コンソーシアム

京都に拠点をおく安里陽子、松島泰勝、冨山一郎の三人で、2012年に始めました。すぐさま答えの出ない問いを継続的に議論できる場を生み出すことを、目的としています。大切なのは答えより問いであり、まずは問いを共に表現する作業こそが重要なのです。不定期ですが継続的にワークショップやシンポジウムを開いています。趣旨は、アーカイブにある文書を見てください。

11月22日開催 公開シンポジウム 「沖縄戦の後(あと)を生きる」のお知らせ

沖縄の戦後は、戦争で荒れはてた地が元通りに復興していく ことではなく、継続する戦争の前線基地になることでした。 その意味で沖縄は終わらない戦争の渦中にあり続けています。
沖縄の戦後を生き抜いてきた人々の歴史を考えるとき、「私 は戦後生まれなので沖縄の歴史はなかなかわからない」(菅 官房長官)という政府からでた発言は、戦後日本がその始ま りにおいて何を排除したのかを、ありありと浮かび上がらせ ます。そして、多くの人々がいだいている「平和な戦後日 本」という自画像にも、同じことがいえるでしょう。
沖縄について語ろうとするのなら、原点をしっかりと見つめ 直さなければなりません。

 
主 催:立命館大学国際平和ミュージアム平和教育研究センター 共 催:同志社大学<奄美-沖縄-琉球>研究センター

立命館大学国際平和ミュージアム 開館25周年記念 2017年度秋季特別展「儀間比呂志版画展―沖縄への思い―」関連企画
立命館大学衣笠キャンパス 平井嘉一郎記念図書館カンファレンスルーム

 
パネリスト
冨山一郎 同志社大学 グローバル・スタディーズ研究科 教授 〈奄美-沖縄-琉球〉研究センター センター長
謝花直美 沖縄タイムス 編集委員
森亜紀子 同志社大学 日本学術振興会特別研究員

 

スケジュール

13:00-13:05 ご挨拶 平和教育研究センター センター長 モンテ・カセム

13:05-13:15 趣旨説明 平和教育研究センター 副センター長 加國 尚志

13:15-14:45 パネリスト報告
パネリスト 冨山 一郎、謝花 直美、森 亜紀子
― 休憩 ―
15:00-16:00 パネルディスカッション パネリスト 冨山 一郎、謝花 直美、森 亜紀子
司会 番匠 健一
16:20 閉会

 

ポスターは以下

http://www.ritsumei.ac.jp/mng/er/wp-museum/documents/symposium_chiashi.pdf