国際日本学研究会

近代日本において、“日本”や“日本人”そして“日本文化”がどのように構築され、意味づけられ、解釈され、表象され、再生産されてきたのか、日本をめぐる学問・研究がどのように形成・流布されていったのかといった、“文化のプラクティス”をめぐる研究を目指す。学問分野や所属、国籍など問わず、広く日本学や日本文化の研究を志す人の参加を呼びかけている。活動の詳細は、機関誌『Cultures/Critiques』やウェブサイト「イシバシ評論」(http://blog.livedoor.jp/kunimitsu1950/)を参照。
http://blog.livedoor.jp/kunimitsu1950/

『Cultures/Critiques』第6号・刊行!

国際日本学研究会の会誌『Cultures/Critiques』の第6号が出ました!

部数にかぎりがあるため、ご希望に添えない場合もありますが、送付ご希望の方は、ukon30[at]hotmail.co.jp(永岡)までご一報ください。

 

以下、目次です。

 

【論文】

日本のキリスト教という語り

―虚構から内なる他者へ―

村山由美

『家族』から『遥かなる呼び声』へ

―山田洋次監督作品における引揚げ体験ともう一つの「戦後」の可能性―

番匠健一

パインブームからとらえなおす境界

―米軍占領期の沖縄・石垣島から描く沖縄戦後史―

安里陽子

近代沖縄における長寿者の位相

―明治30年代の「養老式」と風俗改良運動をめぐって―

猪岡叶英

作られる『ゴジラ』の物語

―1970~80年代の怪獣ファンダムの勃興と挫折を中心に―

鳥居大嗣

 

【研究ノート】

現代日本の排外主義と批判の再検討

―「在日特権を許さない市民の会」活動参加者の語りから―

小路万紀子

 

[英文抄録]

[会報]

 

 CC6表紙