国際日本学研究会

近代日本において、“日本”や“日本人”そして“日本文化”がどのように構築され、意味づけられ、解釈され、表象され、再生産されてきたのか、日本をめぐる学問・研究がどのように形成・流布されていったのかといった、“文化のプラクティス”をめぐる研究を目指す。学問分野や所属、国籍など問わず、広く日本学や日本文化の研究を志す人の参加を呼びかけている。活動の詳細は、機関誌『Cultures/Critiques』やウェブサイト「イシバシ評論」(http://blog.livedoor.jp/kunimitsu1950/)を参照。
http://blog.livedoor.jp/kunimitsu1950/

3/15(土)第Ⅱ期国際日本学研究会(仮)発足準備会開催

日時:2025年3月15日(土)13:30~16:00

会場:大阪大学豊中キャンパス 総合棟1階ステューデントコモンズ カルチエ・ミュルチラング(下記地図参照)

 +ZOOMによるハイブリッド開催

 

2006年に発足し、2018年刊行の『文化/批評[cultures/critiques]』第9号を最後に自然休眠に入った国際日本学研究会。「日本文化研究の横断的なネットワークの構築をめざし、現状をみすえつつ、ひとつの場をともに共有して、互いに議論の場を生み出していく」(「『文化/批評Cultures/Critiques』創刊の辞」)という初志のもと、2025年夏の復活を期して、再発足準備会を開催します!

休眠中、「日本学」をめぐる状況もいろいろと変化しているようです。日本学を冠した大学組織や研究会もずいぶん増えてきました。そのなかで、この研究会の存在意義はどこにあるのか? 準備会では、これまでの歩みを確認しつつ、各自の問題意識を交換しながら、第Ⅱ期国際日本学研究会(仮)の方向性や計画を練っていければと思います。今まで研究会に参加してこられた方も、新たに関心を持ってくださった方も、ウォーミングアップの場を共有していただければ幸いです。

議論の手がかりとして、研究会発足当時の問題意識を伝える『大阪大学日本学報』の「日本研究の現在」という特集、また『文化/批評[cultures/critiques]』創刊の辞を活用したいと思います。気になる部分だけでも、目を通してご参加いただけるとありがたいです。
なお、「日本研究の現在」については、ukon30(at)hotmail.co.jp(永岡)までご連絡いただければPDF化したものを共有します。

ご参加いただける方は、3月13日(金)までにフォームからお申し込みをお願いします。
所属や専門を問わず、幅広い方々のご参加をお待ちしています!

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第Ⅱ期国際日本学研究会(仮)発足準備会準備委員会

ファクンド・ガラシーノ(大阪大学)
丸山泰明(神奈川大学)
永岡崇(駒澤大学)
鎌倉祥太郎(大谷大学ほか)